

近年の訪日外国人たちの動向が年々変化しています。
それは、モノ消費よりコト消費へ興味が移り変わっているからです。
つまり、[爆買]という言葉よりも、日本旅行を通して日本伝統文化を体験してみたい!と考える外国人の数が増加しています。
では、海外の目に映る日本文化や日本の伝統の魅力とは一体どのような部分なのでしょう?
今回は、外国人から見る日本伝統文化の魅力について
- 魅力的に感じる日本文化と独自の歴史とは?
- 外国人はどのような日本文化体験に興味があるの?
- 外国人が好きな日本の文化体験っていったいどんなことがあるんだろう?
といった視点からお届けして行きます。
日本の歴史と文化を外国人から見た魅力について。
そして外国人から人気の日本文化体験10選とおすすめプラン5選をお届けします!
海外からみた日本
海外から日本の良い印象について、よく耳にすることは、
- 国民の礼儀正しさ
- 清潔感にあふれ美しい国
- 奥深い独自の伝統文化
- 手厚いおもてなし
- 最先端技術を常に高いクオリティで保ち、なおかつ柔軟に日常生活にも取り入れる事ができる
など、日本についてのイメージは、ポジティブな言葉が多く、日本人として嬉しいですよね。
では海外から日本を見たとき、日本はなぜこのように魅力的にうつるのか?
そこが解るためにも、まずは日本文化の発展について見ていきましょう。
日本人の柔軟性
日本は古来より他国の文化を積極的に学び,吸収しながら柔軟に受け入れ発達をしてきました。
そして、[受け入れた文化をさらに独自の文化へと転じる能力が極めて高い]という特徴を持つ、世界のなかでとてもめずらしい国といえるでしょう。
毎年あらわれる外国スイーツの流行を考えると、日本人の文化への柔軟性が解りやすいですよね。
和素材を使ったり、本来の食べ方にはない食べ方をしたり、いつの間にか日本の食にかわっていきます。
また,文化だけではなく、日本人の特徴として新しいモノへの敏感さも特徴的です。
新しいテクノロジーが生まれれば、それを応用して日常生活の中に柔軟に取り入れて行くことができるので、他国よりも日常の中に最新のテクノロジーが見え隠れしています。
家電製品の中にあるテクノロジーのレベルの高さに外国人は驚きを隠せません。
• 3000円台で購入することができるマイクロスコープのついた耳かき
• トイレやお風呂の機能
• おどろくほど美味しくご飯が炊きあがる炊飯器
• 薄い生地なのにとても温かい衣類
• 日本国内で販売されている日本車に搭載される機能…
挙げればキリがありませんが、これらはまず外国で観ることができません。
そして古来続く歴史や文化を、現代社会の中へ取り入れること。
日本を訪れると日本の歴史や文化をあきることなく楽しむことができます。
伝統を重んじながらも工夫や努力をこらして、現代へと還元させてゆく国民性も日本のつよさといえるでしょう。
古来より日本は他国への情景の念とあこがれを、抱き、歴史と未来を現在自在に取り入れることができる。
そんな日本の柔らかさは、いつでも良き物を自分たちの身近にもっと楽しめるよう変化させて行くことができる国民といえるのではないでしょうか?
鎖国と独自の文化
と、いっても日本は常に諸外国との交流で文化の輸入に猛進するわけではなく、時代の節々で外国との交流を断絶します。
平安時代と江戸時代には外国との交流が激減し、その間に日本独自の文化が熟成されました。
このような時代的な背景をもつので、日本独自の文化が特徴を持って発展して行きます。
日本文化が特徴とされていることとして、
- 鎖国時代には、寺子屋や藩校の普及により読み書きそろばんが普及
- 武士の間に育まれた独自の哲学と宗教観と様々な“道”を極める日本の伝統文化
- 幕府が推奨する儒学のほかに、本草学など自然科学が独自に発展
- 庶民の間では芝居や浮世絵草子などが愛好され、大衆文化が華やぐ
こういった希有な歴史背景と島国の特性を持つ日本は独自の文化を発展させていきました。
海外から見た日本の魅力とは、こういった日本の生い立ちにヒントが隠されているのかもしれません。
福沢諭吉と日本文化
現在日本文化として定義されているものを定めたのは、福沢諭吉でした。
明治維新前の激動の時代、福沢諭吉は欧米に渡ります。
福沢諭吉は、解放された日本と広い世界を前に、世界の近代化の波のなかで日本がこのままでは搾取され埋もれてしまう危険を感じます。
それまでは鎖国政策により、自国以外の存在を全く気にしないでもよかった日本。
福沢諭吉は、欧米社会を目の当たりにして日本文化を定義する必要性を強く痛感しました。
彼が取拾選択したのは、まず外国にはない日本独自のもの、そして外国人が好みそうな日本の文化や思想。
そうすることによって、中国や朝鮮半島とは違った日本という国を認めさせようとしました。
日本というアイデンティティを明確にすることで海外により日本という国の魅力を認識させやすくします。
これらは日本にとっての利益にも発展にもつながる、日本文化の定義でした。
この動きをきっかけにして、当時の欧米諸国が日本という国を、アジアの他の国とはまた違った眼で見る事になったと言われています。
ジャポニズム
19世紀の激動の時代、西洋の目は日本に熱く注がれました。
当時、盛んな改革がすべてのジャンルで行われていた西洋。
特に美意識の世界において、日本文化は進撃にその地におりたちました。
今までにない表現方法に当時の印象派の画家や音楽家たちが影響をうけ、あたらしい表現方法を獲得して行きます。
ジャポニズムは西洋文化の中でなくてはならないほど大きな存在として現在にも伝わっています。
その名残もあり、日本文化は折に触れて西洋文化の中で確認されて行きました。
その動向は今も尚つづき、様々なジャンルにおいて日本にインスパイアされる文化がうまれています。
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外国人はどうして日本文化に興味があるの?
日本人のやわらかくしなやかな精神で育まれた日本文化。
いつの時代も海外からは、とても魅惑的な国に感じられています。
では一体、特にどのような部分が魅力的にうつるのでしょう?
日本伝統芸能文化
日本の伝統芸能文化、その数はおおよそ50になると言われています。
すべての日本伝統芸能は、先人から受け継がれてきた日本の技や美の究極の形。
日本の“道”のつく文化は、ただその道を究めてゆく行為にとどまりません。
心を磨き、人としての成熟をそれぞれの動作の中から学び取り、礼をみにつける。
すべての道のなかには日本独自の哲学的思想がふくまれています。
奥深さや技、そして教えを体得するには、修行や修練が必要になります。
このように思想を理解するために、体を動かしながら理解を深める。
そんな行為は海外からも深く魅了され、学んでみたい人が後を絶ちません。
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四季と自然
日本は独自の自然生体系をもち、一つ一つの四季がはっきりとしています。
自然にたいする敬意の心とすべての季節のもつそれぞれの美は、日本独自の魅力ですよね。
そして農耕民族である日本人は古来より自然を崇拝する信仰心と、四季の中にある陰陽道の思想から暦を大切にする文化があります。
年中行事の中に取り入れられ、お祭りや行事として現在まで伝わる日本人の大切な郷愁の形として伝えられています。
そうした自然と日本文化は深いつながりがあり、海外から見た日本文化への興味は益々深まりました。
エキゾチックな魅力にあふれた日本文化を実際に訪れて体験したい外国人は後を絶ちません。
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宗教観と哲学
いにしえより、日本人の生活の中にとけ込んでいる神社とお寺。
「日本人は無宗教が多い。」といわれています。
しかし、冠婚葬祭など私たちの人生の節目にあらわれる神と仏に対する信心は日本人独自のもの。
日本文化において、神道と仏教における影響は多大で日本文化を考える時、見逃す事はできないポイントとも言えるでしょう。
天照大神を最高神として、神道は自然崇拝。
世界のすべてに霊的な物が宿り、八百万の神があるとされています。
これに対して、仏教は六世紀頃に中国から伝来されます。
教祖である釈迦をご本尊として、厳しい修行を行い、悟りをひらき来世で救われる、という思想を持つ宗教といえます。
由来も思想も全く違うこの二つの宗教が日本の中で融合していることは日本人の思想や文化を考える上で重要になってきます。
この異なる宗教が1000年以上も共存している国としても珍しく、日本独自の世界観といえます。
独自文化へ発展させる国民性
日本は独自の文化や歴史の上に、いつの時代も他の文化を巧く取り入れ柔軟にあたらしい日本文化として発達させる能力があります。
それは、文化だけではなく、最新のテクノロジーなど今までなかった物を柔軟に日常に定着させてゆくことが特徴的な国民性とも言えるでしょう。
その柔軟さによって、日々他国では観ない文化をみることができます。
過去と未来が現在にちょうどいいバランスを持って私たちの手に取れる形で表すことができるのは日本の強みでもあります。
たとえば神社を参拝するときに手と口を清める手水[ちょうず]。
コロナ渦で使用が不可能になったとき、この手水に美しい切り花を浮かべて心を清める、花手水[はなちょうず]がうまれました。
この日本人独自の素敵な心のやわらかさは荒んでしまたコロナ渦の中美しい癒しになりました。
外国人が好きな文化体験10選
では実際、どんな日本文化体験が外国人に人気があるのでしょう?
ここでは10の日本文化体験について考えていきたいと思います。
殺陣 サムライ体験
海外でも人気の日本映画。
その中でも時代劇はいつの時代も人気がります。
日本の代名詞の一つとしても挙げられる“サムライ”。
映画のクライマックスで、サムライが真剣で切り合う。
殺陣シーンはしなやかな強さと美しい立ち振る舞いに見る者を惹き付けてやみません。
サムライ体験は実際に殺陣俳優を招いたワークショップやチームビルディング。
そして、殺陣俳優による白熱した演舞の鑑賞があります。
どちらも日本でしか味わえない本物の日本体験として、外国人からの人気は絶大です。
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茶道体験
表千家の祖、千利休が確率した茶道。
茶道は日本文化の要といっても過言ではないでしょう。
侘び寂びを実際に体験したい外国人は数多く、茶道体験は人気が高いです。
日本情緒あふれる庭園の茶室でいただくお抹茶は日本に来たからこそできる日本体験。
客人をもてなす極意が茶道にはあります。
そして実際にワークショップとして、着物を身につけ、茶道の師範に通訳を交えながらお茶を立てるのも人気があります。
茶道はすべての事柄において,意味や理由があり象徴があります。
例えば、お手前をいただく時のかわいらしい和菓子。
和菓子は五感の芸術をもいわれ、食感や味を楽しむだけではなく、耳でも楽しめると言われています。
それは、和菓子の名前。
菓銘を聞いただけで、そのお菓子が持つ世界を感じる事ができるといわれます。
和菓子をつくるワークショップも人気があり、茶道にまつわる日本文化体験はたくさんのポテンシャルがあります。
茶道の持つすべてを理解する事ができなくても、茶道には小さな気づきがたくさんあります。
そんな自分だけの特別な体験と旅の中で出会うこと。
それは異国の地に足を運ぶ醍醐味ですよね。
武道体験
格闘技としてのスポーツではなく、“道”のつく日本の武道。
海外からの武道の精神に憧れは依然としてつづきます。
柔道、空手道、古武道。
そして国技である相撲の人気もみのがせません。
実際に武道家からの直接指導を受けるワークショップ。
日本にきたからこそ味わえる本場の体験は、自分の体をつかって全身で味わう事ができます。
武道でのパフォーマンスやライブ演舞はその白熱した空気によって、会場を一変させます。
そして敵に対しての礼のこころを学び、ビジネスに有効に使っていきたいと考える海外企業も多く、武道でのチームビルディングは大変人気の高い日本文化体験の一つです。
いけばな 華道体験
室町時代に確立された華道は現代まで受け継がれる日本文化の一つです。
生け花の表現の中で伝統的な「立花」「生花」、現代花として「盛花」「投げ入れ」「自由花」と言った表現があります。
フラワーアレンジメントが空間を花で埋め尽くすよう考えられるのに対し、華道(いけばな)は花のない空間にも美しさを見いだし、線の表現に重きを置きます。
花を生ける事で、その美しさや命の尊さを表現する日本伝統文化。
見えてくる日本の自然観。
実際に着物を身に着け、滞在している季節の草花を花材にして、世界を作る生け花のワークショップはすてきな文化体験ですよね。
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書道体験
海外にいると漢字のタトゥーを入れている外国人をよく見かけます。
漢字や日本語の文字の持つ形のうつくしさや意味の深さにあこがれを持つ外国人は多いです。
また、墨のもつ独特な色合いと香りはその場にいるからこそ体験できるもの。
墨のもつ麝香の香りにつつまれながら、五感をつかって文字を体験することは日本に来たからこそできる日本文化体験。
書を嗜むという形の体験と、書道家のパフォーマンスをたのしむ。
という体験方法もあります。
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和食体験
世界無形文化遺産の一つとしてあげられるようになった和食。
日本の食事は世界のなかでも美味とされ、健康的な上にその美しさにも注目が浴びられます。
和食を楽しむ基本は、「旬」をあじわうこと。
料理に季節の移ろいを感じるのも和食を楽しみ方の一つといわれています。
懐石料理では 「佇まい、しつらいを含めた演出でも季節感をだす」とあるように、その場の空間にも重点が置かれます。
和食体験は実際に日本に訪れたからこそできる日本文化体験。
ぜひ日本を訪れた外国人の方に楽しんでいただきたいですよね。
禅体験
日本文化、ときいて、ZENとあげる外国人は多いのではないでしょうか?
アップル創始者であるスティーブ ジョブスも、禅思想を愛した事で有名ですよね。
現在、アメリカのシリコンバレーにある大企業の間で社員に禅思想をとりいれたマインドフルネスプログラムが実施されています。
宗教体験としての禅ではなく、座禅をすることによって見えてくる自分の中を体験するのです。
そんな背景もあり、現在、禅体験を本場日本で行いたい外国人はさらに急増しています。
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芸者 舞子体験
熟練された舞と楽曲。
そして接待技術によって、一夜の宴をとくべつな時間へと召還することができる日本の芸者。
彼女達はおもてなしのプロフェッショナルであり、厳しい修練を積んだ日本の芸術家です。
そしてエキゾチックな装いと化粧は、日本を象徴する永遠の雅さのシンボルとして今も昔もかわりません。
日本にきて、本物の芸者との時間をすごしたい外国人はやはり多く、今の人気の日本文化体験の一つとしてあげられます。
そして実際に化粧や着物を着て,自分が芸者や舞子の装いをするという日本文化体験も大人気。
芸者体験は和楽器や舞の指導をしてくれるワークショップもあり、いろいろなポシビリティーを見いだす事ができるでしょう。
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温泉体験
日本にきて、体験したい事の上位にあげられる、温泉。
日本のお風呂文化は世界でも類がないほど独特で、お風呂への情熱はこの国独自のもの。
体をゆっくり湯船につからせ、しみじみとリラックスする。
これほど極上の癒しがほかにあるのでしょうか?
露天風呂や温泉など、その奥深さははかりしれません。
もちろん人前で裸になるのはいやだ、と、言う人もいます。
ですが、日本に行ったらぜひ、温泉に入りたい。
と考えている外国人もやはり多いのです。
歌舞伎 能体験
日本伝統芸能の中の演劇に分類される、歌舞伎と能。
この神秘的な演劇は、日本独自のもので、これらの魅力はやはり外国人の方から見ても強く心をつかみます。
そんな外国人の方にあわせた歌舞伎や能の体験も数多くあり、今は楽しみたい日本文化としてあがるようになりました。
しかし「実際に舞台を観覧したい」と考える外国人も多いですが、言葉や解釈の難しさはなかなか超える事ができない壁です。
そこであたらしい歌舞伎体験の形として、歌舞伎役者からうけるワークショップや、プライベート空間での歌舞伎演舞など、海外の方にあわせた歌舞伎や能の楽しみ方もあります。
歌舞伎の贅沢な日本文化体験は、ぜひVIP VVIPのお客様へおすすめの体験になります。
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訪日外国人におすすめの日本文化体験プラン5選
では、実際、どのような形の日本文化体験プランに人気があつまっているのでしょう?
ここではおすすめの日本文化体験プランについてご紹介します。
ランチ×日本文化体験プラン
訪日外国人の多くは、やはり限られた時間の中で目一杯日本文化を体験したい。
と考えています。
旅行中の方でしたら、短いスケジュールのなかどん欲に体験できることを探されています。
そしてビジネスの合間での日本文化体験でしたら、より効率よく体験したいと考える方が多いのも事実です。
なので、ランチタイムに日本文化体験ができるようなプランは大人気。
おいしいお食事を堪能しながら、日本文化を直接体験することができるので忙しい方にお勧めのプランになります。
短時間なのにかなり濃厚な内容になるので満足感も高く、お客様から常にご好評をいただいております。
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自分で造る日本の工芸体験プラン
日本には数多くの伝統工芸があり、その美しさに魅了される外国人は後を絶ちません。
工芸体験プランでは、実際に自分の手で日本の伝統工芸をつくり、作品を自分でもって帰ることができるプランになります。
内容もさまざまに気軽に体験できるものから本格的なものまで多様性があるのも特徴です。
陶芸プランでは、実際に陶芸家の方から指導をうけ、お皿やコプなど日常使いのできる物を制作するのが人気です。
また、昨今注目をあつめる[金つむぎ]では欠けてしまった大切な食器を漆と金泥でつなぎ合わせる日本独自の手法です。
こうした日本の伝統的な物を大切にする心と技を学ぶプランも人気があります。
日本食を学ぶ!日本料理教室プラン
外国人のあこがれとしてよく上るのは、自分ですしを握りたい!とか日本食が作れるようになりたい。
という言葉です
そんな夢を体験できる日本料理ワークショッププランでは、実際に日本料理の板前さんから日本料理の基礎を学ぶプラン。
基本のだしの取り方や、卵焼きの焼き方などを学びます。
日本料理の料理器具は日本独自の物が多く、それらを実際につかって和食をつくるという体験は始まりから終わりまで興奮が収まりませんよね。
また、握り寿司を握るプランでは、実際にお寿司をにぎるので特別な体験になることまちがいなしです。
ご希望によって、白い日本料理人の着る割烹着と帽子を着用することもできるので気分ももりあがりますよね。
酒蔵めぐりと利き酒体験プラン
日本酒が好きな方におすすめしたい、日本の由緒正しい酒蔵をかしきっての利き酒プラン。
日本酒の仕込まれて行く様子や、出来立ての日本酒をその場でいただく贅沢。
酒蔵の持つ日本風情や麹の香りにつつまれる体験は日本に滞在したからこそできる日本文化体験です。
団体のお客様へのプランとしてこの酒蔵でのパーティーもおすすめ。
和楽器演奏で美味しい日本酒をよりたのしく味わえる、そんな時間をお届けできます。
着物と日本文化体験のプラン
日本に行ったら、着物をきてみたい!
と考える外国人はやはり後を絶たず、着物の着付けとレンタルプランに人気があつまっています。
VIP VVIPのお客様への着物プランとして、本格的な格の高い着物を来ていただく。
そんな特別な体験にも人気があります。
気軽に楽しめる着物体験としては、着物を着て外にでて、日本の街の中をあるく。
といったプランではないでしょうか?
特に浅草や京都など日本情緒あふれる街並にまるで日本映画の中にいるような気分をあじわえるそうです。
また、訪日外国人の多くはやはり写真撮影がお好きなご様子です。
大奥や花魁など江戸時代の華やかで艶やかな特別な着物を着て、スタジオを貸し切りプロのカメラマンによる撮影も人気があります。
そして、剣舞や日本舞踊など着物を着て舞いを舞う日本の伝統芸能体験にも注目してみてください。
古典芸能の動作や仕草を、実際に着物を着て体験することは本格的な日本文化体験といえるでしょう。
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まとめ
外から日本を眺めた時に見えてくる日本の魅力。
日本という国を、様々な視線でみることは福沢諭吉が考えたように自国の発展と利益につながります。
どうしたらより本物の日本を相手に実感をもって体験してもらえるのか?
それは、日本を奇妙な形に誇張することではなく本質をお届けすること。
日本の文化体験は言葉や文化を超え、まっすぐに受け取ってもらえる可能性に満ちています。

日本独自のおもてなし文化を世界中の人へ広めるために日夜努力しています。外国人の方の接待やおもてなしのご相談はお気軽にご連絡ください。お問い合わせはこちら
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